レンタルサーバーを提供するサービスというのは最近いくつも見かけます。単純にサーバー機器や設置場所などを貸し出してくれるものであったり、それに保守のサービスが付いたりです。そういったサービスの数や必要性が向上してきた背景には、昨今のWEB上のコンテンツが充実してきたことにあると私は思います。
代表的なものではSNSやクラウドコンピューティングなどがあると思います。それらのものにサーバーは必要不可欠です。アプリなどを組み上げる能力はあってもサーバーを位置から設置する費用や技術を考えればレンタルで済まそうとするのは妥当だと思います。
しかしながら私は最近思うことがあります。それは近い将来レンタルサーバーを利用するより自分たちでサーバーを組み、管理する人が増えていくのではないかということです。理由は2つあります。1つはWEB系の技術者の増加です。私の考えなので間違いはあるかもしれませんが、今までは人がやってきた伝票管理や人員管理をコンピュータに任せようということで業務系のシステムエンジニアが多かったと思います。
しかし今では、そういった管理をネットワークを通じて行う場合が増え、さらにWEBのアプリケーションの必要性も増しています。そういった環境の中で技術を養った方たちならサーバーも自分で設置して管理できてしまうのではないでしょうか。2つめは、ハードウエアの低価格化です。
今でもサーバー用のCPUは高価ですが、ハードディスクなどの記憶媒体は大変安くなっています。本格的なサーバー機器でなければ自分たちである程度低価格で揃えることができます。将来的にレンタルサーバーにかけるコストを考えると自分たちで作って管理したほうがよいのではないかと思うのです。
ネットワークとレンタルサーバー
本当にネットワークに精通した技術者の方からしたらこんな意見は机上の空論なのかもしれませんが、ネットワークを使って誰でも簡単にサービスを提供できるようになった今だからこそ、個人では成し得ない強固なセキュリティと、サービスをレンタルサーバーは提供しなければならないのではないでしょうか。
でなけば、IPv6が普及してIPアドレスを誰もが持てるようになれば皆が大小様々なサーバーを持つようになるかもしれません。そうなればレンタルサーバーの必要性が薄れてしまいます。
大げさなことを言いましたが、ITに関係のない人たちの方が世間に圧倒的に多いのも事実です。その中で「これぐらいは自社のサーバーで」という顧客をどれだけ取り込んでいくかがこれからの焦点になりそうな気がします。